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肌トラブル別
全体的な乾燥
全体的な乾燥の原因
お肌は本来、乾燥を防ぎ、健康で美しい状態を維持し回復する力(恒常性維持作用=ホメオスタシス)を備えています。
お肌が乾燥せず、うるおいを保てるのは、水分を逃がさず保護する役割の皮脂膜、水分をつなぎとめる天然保湿因子のNMF、角質と角質の間を満たし水分をはさみこむ細胞間脂質の働きによるものです。
しかしこれらの3つの保湿要素は様々な原因によって作ることができなくなる場合があります。
すると、保湿のバランスが取れなくなり、全体的にお肌は乾燥しやすく敏感になります。
皮脂膜は皮脂腺から分泌される皮脂と、汗腺から分泌される汗と混ざり作られます。
しかし皮脂の分泌はストレスや加齢、外気温、ホルモンバランスの変化等の原因により減少すると、皮脂膜がうまく作られなくなり(皮脂膜不完全)、水分が外気に失われていくのを防ぐ力が全体的に低下し、お肌は乾燥します。
またNMF、細胞間脂質はお肌の代謝(ターンオーバー)によって作り出されています。
これらがストレスや紫外線、外気の乾燥、加齢、栄養不足等の原因により、ターンオーバーが滞りうまく作られないと、水分が外気に失われていくのを防ぐ力が全体的に低下し、乾燥します。
中でも細胞間脂質が生み出されなくなると、角質は剥がれやすくなり、水分を保持する力が低下するだけでなく、お肌のバリア機能が低下するためアレルゲンや病原微生物も侵入しやすく、外部の刺激にも敏感になります。